Profile

プロフィール

黒主 厳太

Genta Kuronushi

26歳|2児の父

SNS総フォロワー数300万人
いつもは会社の社長、たまに絵描き

影絵アーティスト/株式会社KoreColorコーポレーション代表

登録商標:ダンボール影アート®/歯磨き粉アート®

身近にあったダンボールと光を用い、影そのものを主役にする独自の表現「ダンボール影アート®」を2021年に発案。作品はSNSを中心に世界中へと拡散され、総再生回数は累計10億回を超える。日本のみならず、海外メディアや企業からも注目を集めている。SNSの総フォロワー数は300万人を超える(2026年1月時点)。現在はアーティスト活動と並行し、経営者として複数の事業を運営。創作と現実、その両方を生きる表現者です。

PAST

才能は、生まれつきだったのか

実は、私の才能は最初から祝福されたものではありませんでした。幼少期、家は決して裕福ではなく、4歳から児童養護施設で生活することになりました。そこは常に緊張と恐怖が隣り合わせの場所でした。ある日、施設にいた年上の高校生の似顔絵を描いて渡したところ、不思議なことに、それまで日常だった暴力が止んだのです。その瞬間、私は気づきました。人のために描くことで、自分が傷つかずに済む世界があるということを。絵は、才能でも趣味でもありません。生きるために必要な術でした。自分のためではなく、誰かを笑顔にするために何かを生み出す。その感覚は、今も変わりません。

WORLD

なぜ、彼の作品は世界に届くのか

私は、作品を作る上で大切にしていることがあります。それは、住む場所や話す言葉、性別や年齢に関係なく、世界中の誰もが楽しめる作品を作り、届けることです。世界中の人に届けるためには、共通点を見つけることが重要だと考えています。私の作品は、誰もが一度は手にしたことのある“ダンボール”と、誰もが知っている当たり前の現象である“光と影”だけで構成されています。皆さんも、簡単に手に入れることができるものではないでしょうか。そんな身近なダンボールと光を使って、誰もが驚くクオリティの影をつくる。その思想と表現が世界中の人々の共感を呼び、国内外の企業との仕事へとつながっていきました。そして、このような機会をいただき、こうして多くの方に足を運んでいただき、作品を見ていただけたことを心から感謝しています。

COLOR

黒を極める

「黒主」という名前は、よく芸名だと思われます。日本には50人もいないと言われる、珍しい苗字だからだそうです。ですが、これは本名です。これまで私は、色鉛筆画などでテレビに取り上げていただく機会もありました。けれど、心のどこかで「自分だけの強みを持ちたい」という思いが、ずっとありました。そして気づいたのです。生まれ持ったこの名前こそが、最大の個性であり、強みなのだと。ダンボール影アート、歯磨き粉アート、反転アート、鉛筆アート。私が手がける作品は、いずれも白と黒だけで表現されています。彩りはありません。それでも、人の心に“色”を灯す作品を生み出したいと、私は思っています。黒の世界観を極めながら、多彩であり続ける人でありたい。

ANOTHER FACE

遊びも仕事も本気で楽しむ

私には、もうひとつの大切な顔があります。それは、二人の娘を持つ“父親”としての顔です。娘の「これ作って!」という一言から生まれた作品は、数えきれないほどあります。本気で作ったダンボールハウスや有名キャラクターを落ち葉で表現したアート、遠足に持たせたキャラクター弁当。どれも最初は、家庭の中のただの遊びでした。しかし、その作品たちはSNSを通じて日本中へと広がり、多くの人の心をつかんでいきました。誰かのために本気で作る。その姿勢は、幼い頃から今も変わっていません。世界のためにつくった影も、娘のためにつくった作品も、そしてこれから生み出されていくものも、きっと同じ場所から始まっているのだと思います。